熟語「...as a whole」には、「…全体」「…全体として」という意味があります。例文を交えながら詳しく見ていきましょう。
意味その①「…全体」
直前の名詞にかかるイメージで「…全体」という意味で使うことがあります。
We will change the plan as a whole.
私たちはその計画全体を変更するつもりだ。
He is acquainted with Japanese history as a whole.
彼は日本の歴史全体に精通している。
They think about society as a whole.
彼らは社会全体について考えている。
意味その②「全体として」
ここでは副詞句として使われていて、「as a whole」が動詞や文全体にかかっています。文末で使われることが多いですが、文頭に置いて使うこともできます。
You are noisy as a whole.
あなたたちは全体としてうるさい。
Europe should be considered as a whole.
ヨーロッパは全体として考えられるべきだ。
As a whole the climate of Miyazaki is mild.
全体として宮崎の気候は温暖である。
言い換えの表現として、allやentireを使うこともできます。それぞれの場面に合わせて使い分けることができるといいですね。